2013年3月18日月曜日

村の用の多い一日

今日は村の用事が多い一日でした。
こんな日はめったにないのですが、こんな志賀郷の一日もあります^^


まずは、朝8時より、春の道普請(道治し)です。
普請とは、みんなで平等に奉仕作業をすること
村の農道や村道の凹んだところに、砕石を入れたり、
溝さらいをしたり、、、、。
最近では、重機が出動して、人数不足、高齢化した力不足を補っています。
11:00まで

 帰ると子どもと妻が風邪のためダウン。
昼ごはんを作ります。
畑で採ってきた間引き大根と菜の花
土手の野草、ノビルを刻んで
残りごはんと煮て
塩、醤油で味付け
お米は自給米、
塩は大工の金ちゃんが薪ストーブで作ったもの。
醤油は綾部の上林地区に住んでいるきらり上林のもの。
 安くて、おいしくて、 これは、料理も楽しくなるね。

器は友達の木工家の大益牧雄さんの漆の椀で頂きました。
大益さんは丹後半島のど真ん中、廃村になった村に住む、素敵な作り手です。


昼からは13:00集合


岸焼きといって、農道の周りの枯れ草を焼いていく作業です。
病害虫の駆除と草刈りの役目で、こちらも春の準備ですね。
僕は消防団として、もし火災が発生した時のために警戒しつつも、
火もつけていました。
最後、消防車で、見回り、終了!
本来、2週間前の日曜日に予定していた岸焼きですが
雨天や雪のため、延びにのびて、道普請と重なってしまいました。
16:00まで

帰って、今度は晩ご飯作り


子どもたちのリクエストで焼きおにぎり。
固く結んだキヌヒカリに醤油たらして、こんがりと
おかずは、車麩と豆腐と、白菜を炊いたもの
りえちゃんのフキ味噌、ぼっかっての沢庵、さかえさんのいかなごの釘煮
いろんな人が移住してきて、 食卓も自然とゆたかになります^^

と言いつつ、この日は食べずに、
村の飲み会へ
春の道普請の後は、慰労会を兼ねて、ワイワイやります。
おかげで、二日酔い。
今日はおとなしく家で仕事をします。

なかなか、村の用とか慣れなかったけど
最近、少しづつ、楽しくなってきた。
気心知れるというところから
じんわり、ゆっくりつながっていき
共同で作業していく。
そして、皆が何らかの形で参加することに
この組織の豊かさがあると思う。

最近TPPや原発問題など、いろんなことで、国の動きが気になるところですが、
国益の影に、その流れでは、暮らせない人の姿が見えているのが、気になる。
本来、すべての人が、まんべんに生きれる世の中を作らなくては・・・と思ってしまうのは
こんな暮らしが実際にあるから、そして豊かだと思うからです。


(ハタノワタル)












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